カジノ法案の議論に必須の知識! 賭博に関する刑法185、186条 | 東京カジノラボ

カジノ法案の議論に必須の知識! 賭博に関する刑法185、186条

賭博に関する刑法185、186条

IR推進法案(カジノ法案)をきっかけに、賭博についての是非論が起こっています。生理的嫌悪感が先立ち、とかく悪者にされがちな賭博ですが、その思いを一旦封じ、ここでは冷静に賭博を禁じる法律、刑法185条、186条を見てもらいたいと思います。

まずは刑法185条、186条を見てみよう

【刑法 > 第2編 > 第23章 賭博及び富くじに関する罪】

▼(賭博)第185条
賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。
ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

▼(常習賭博及び賭博場開張等図利)第186条
常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。
2 賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、
三月以上五年以下の懲役に処する。


賭博を罪とする法律は、上記の二つ。
端的に言えば
・賭博をすること
・賭博を常習すること
・賭博を開帳すること
を罪としています。

シンプルな文面というか、
悪く言えばハッキリしない表現だね。
特に185条の「一時の娯楽に供する物を
賭けたにとどまるときは、この限りでない」
というのは何とでも解釈できてしまうよ。

法律って、起こり得る場合をすべて細かく
書き並べられるわけではないから、
どうしても大まかな表現になってしまうのよ。
良く言えば柔軟性を持たせているということ
になるのだけど。

細かい条件を定められない宿命なのか。

シンプルに書かれている以上、法文の解釈、
言葉のとらえ方が人によって違ってしまうのは必然。
それでも注意したいのは、柔軟性を持たせた法文に、
曲解で応じてはいけないということです。
いわゆる法の抜け道を探す行為はダメ。
それとは逆に、倫理・モラルを高く持った
法を尊重する精神が必要になってきます。

まとめ

  • 刑法185条、186条により、賭博は罪とされている
  • 「賭博をすること」「常習すること」「開帳すること」が罪にあたる
  • 法文はあいまいに(柔軟性があるよう)書かれている
  • 「一時の娯楽に供する物」を賭けるときは、賭博にあたらない
  • その解釈は法律家によって分かれるところで、ゆえに問題だといえる
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