IRは世界的なスケールの巨大施設に

  • 2014-7-4
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IR 巨大

カジノ法案(IR推進法案)に反対する意見を見ていると、カジノ、あるいはギャンブルそのもののデメリットを不安視するものをよく見かけます。たしかに新たな賭博が国内で合法化されるにあたり、そのデメリットは十分に議論されるべきです。ですが同時にIRのメリットも同時に論じるべきです。メリットとデメリットを天秤にかけ、総合的に判断するためには、カジノがもたらす多大な恩恵も知っておく必要があるでしょう。

IR施設全体のうち、カジノ部分は面積では5%未満に過ぎませんが、売上高では80%以上を稼ぎ出します。IRの収益メカニズムは、施設全体が集客し、カジノ部分が集中的に収益化、マネタイズする仕組みです。逆に言えば、カジノという強力な収益装置が存在するために、カジノ以外の施設(面積では95%以上)は、収支を必要以上に気にすることなく、十分にコストをかけて、最高のサービスの開発し、集客を拡大することだけに専念できます。

日本の大都市圏、すなわち関東、関西で想定されているIRは世界最大級の規模です。IRのカジノ以外の基本コンポーネントについては、2000室以上の規模の高級ホテル、数千席のエンタテインメント専用の劇場、展示面積10万㎡クラスのコンベンションセンターなどが想定されています。

例えば、日本を代表する東京のホテルの御三家(帝国ホテル東京、ホテルオークラ東京、ホテルニューオータニ)の部屋数は800~1500室ですし、都心の外資系高級ホテルは500室以下です。東京国際展示場(東京ビックサイト)は日本最大の展示面積を持ちますが、それでも8万㎡です。また、日本では都心部におけるエンタテインメント専用の大型劇場の必要性が指摘されています。

IRの中のカジノ以外の施設は、それぞれ大きな設備投資を必要とし、サービスの開発や運営が労働集約型であり、中長期の収入を見通しにくい、単独では事業化が難しい分野です。一方、それぞれ集客力が高く、日本の文化や産業の魅力の発信や訪日観光の促進を通じて、経済全体に大きな波及効果を生み出す分野です。まさに、日本が成長戦略として掲げるクールジャパン、ビジットジャパンに貢献する施設群です。それらを一カ所に統合し、収益力が高いカジノを組み合わせることで、これら単独では事業化が難しい施設群を成立させることが可能となるわけです。

IR(統合リゾート)とは、どんな施設なのか(小池 隆由) | 東洋経済ONLINE


IR法案とはなんぞや、
という問いに対して、そのメリットやスケールを、
わかりやすく解説してくれている記事だね。

日本にカジノを含む複合型観光施設(IR)ができた場合、
想像していたよりもさらにでっかいのができる!

ホテルの部屋数で見れば、帝国ホテルなどの有名ホテルよりも多く、
面積でいえば東京ビッグサイトよりも広くなる見通しね。

こぢんまりしたギャンブル施設をイメージしている人!
イメージの再構築が必要ですよ♪

またIRでのカジノと他の施設の役割分担も興味深いわね。
すぐ利益になるカジノで全体の運営費を捻出。
逆に収益化には時間がかかり、単独では運用しにくいものの、
今後日本の成長に大きく貢献するであろう、
会議場や展示場といった、カジノ以外の施設については、
長期目線で良いものを作る、って感じね。

日本の総合的なパワーアップに、IRが期待されているってわけだね~。

そうね。
さらにもうひとつ。記事内にもある通り、
カジノは所得の再分配機能にも期待されています。

それはどういうこと?

お金持ちが存分に遊んで負けた分が社会に戻る、
って考えればわかりやすいかな。

あー、なるほど。
カジノゲームはお金持ちが勝ちやすいわけじゃないもんね。
控除率が同じなら、たくさんベットする人のほうが、
長期的にはいっぱい負けるわけね。

そういうこと。
カジノ、ギャンブルそのものの是非を問うことは大切だけど、
IRができることによるメリットは決して小さくないと思います。

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