確率論の発展はギャンブラーの疑問から始まった

  • 2014-9-1
  • 確率論の発展はギャンブラーの疑問から始まった はコメントを受け付けていません。

確率論の始まり

「確率」については、中学や高校の数学で習いましたね。現代では10代のうちに勉強するものですが、17世紀ごろまではこの学問が存在していなかったことをご存知でしょうか? 当時のギャンブラーは確率論を知らず、経験則を頼りにギャンブルをしていたのです。ではどのように、この確率論が生まれたのか? それはあるギャンブラーの疑問を、二人の天才が考察したことから始まりました。

17世紀までは確率論不在でギャンブルが行われていた


そもそも確率論という学問が発展したのは17世紀に、
そのきっかけとなる出来事があったから。
それは古(いにしえ)の記憶。

ほほう。興味深い。
17世紀といえば、日本でいえば江戸時代か。
そんな昔に、確率論が生まれたんだね。

フランスの貴族で、大のギャンブル好きな
ド・メレさんが、友人のパスカルさんに
ギャンブルの確率に関する相談をした。

パスカル!? 聞いたことがある名前だ。

そしてパスカルは、これまた友人のフェルマーさんと
その問題を解決するべく、取り組んだ。

確率論の始まり

どんな問題だったの?

では、ここで再現しようか。
お互いが320円を出し合って、じゃんけん勝負をする。
あいこの場合は決着するまで続けて必ず勝敗を決める。
ルールは、先に3回勝った方が計640円を総取りとする!

おっ。かんたんなルールだね。
では心してかかってくるが良い。
じゃんけんっ……。

……(3戦経過)
さて、私の2勝、ハナの1勝となったわね。
ところがどっこい、緊急連絡が入ったので
勝負を打ち切らなければならなくなったわ。

なぬっ! まだ勝負はついておらん。

…といったところで、問題よ!
勝負を止めざるを得なくなった状況において、
賭け金の640円は、どのように分配したら
公平だろうか?

確率論の始まり

ページ:

1

2 3

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る