『徒然草』が記す賭博の極意! 700年前から関心は同じ | 東京カジノラボ

『徒然草』が記す賭博の極意! 700年前から関心は同じ

  • 2014-9-19
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徒然草 博打

徒然草の作者、兼好法師

「つれづれなるままに、日ぐらし硯に向かいて~」という書き出しでおなじみの『徒然草』。鎌倉時代末期に、吉田兼好によって書かれた随筆ですが、ある一段には庶民に愛好された賭博・雙六(すごろく)に関する記述がみられます。あえて現代風のタイトルをつけるならば、「すごろくの上手い人に必勝法を聞いた結果www」。はたして、どんな内容が書かれているのでしょうか。

すごろくの上手い人に必勝法を聞いた結果www


徒然草の第百十段では、雙六(すごろく)という
賭博について書かれた段があります。
徒然草と言えば、鎌倉時代に書かれた随筆。
そんな昔から、賭博が嗜まれていたことが
分かります。

ちなみに、ここで登場するすごろくは、
現代の”絵すごろく”とは異なるものよ。
”盤すごろく”というもので、
西洋のバックギャモンに似たものと
考えてると良いわ。

では以下に原文と、現代語訳を記します。
【原文】
雙六(すぐろく)の上手といひし人に、その術(てだて)を問ひ侍りしかば、「勝たんとうつべからず、負けじとうつべきなり。いづれの手か疾く負けぬべきと案じて、その手を使はずして、一目なりとも遲く負くべき手につくべし」といふ。
道を知れる教(おしえ)、身を修め、國を保たむ道も、またしかなり。

【現代語訳】
すごろくの名人と呼ばれている人に、その必勝法を聞いてみたところ、「勝とうとして打ってはいけない。負けないように打つべきである。どんな打ち方をしたら、負けてしまうかを予測し、その手は打たずに、一目でも負けるのが遅くなるような手を使うべきだ」と答えた。
その道を極めた人の考えは、自分の修養や、国の政治を治める方法にも通ずる。

勝とうとする気持ちが強すぎるといけない。
現代でも言われているようなセリフが、
鎌倉時代からあるなんて、とても興味深いです。

何だかんだで、700年前の日本人も賭博の
攻略術を模索していたのね。
微笑ましさすら覚えるわ。

賭博が、庶民の生活に浸透していたことが
うかがえるエピソードですね。
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